仕事に精を出すのも良いですが、頑張りすぎると身体を壊したり、集中力が散漫になって逆に生産性が落ちてしまうこともあります。毎日を楽しく充実させるためには、日々の生活の中に癒しを取り入れることが大切です。
疲れた心を癒したい、そんな時に活躍してくれるのがペットです。
アニマルセラピーという言葉がありますが、セラピーとは病気やケガを治すという意味です。アニマルセラピーは介護や医療の現場などで徐々に浸透してきており、ペットと触れ合うことでストレスを緩和したり、心を落ち着けたりできると言われています。
動物が持つ癒し効果は、健康維持や精神的な安定感を取り戻すものとして注目されており、様々な場面で実際に活用されています。
人の脳からは、幸せな気分になれるホルモンが分泌されます。幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンは、分泌させることで体内の自律神経や体調を整えたり、免疫力をアップさせたりする効果が期待できます。実は動物と触れ合うとこのオキシトシンが分泌されることがわかっており、ペットと暮らしているだけで人は心が癒されていきます。
オキシトシンは脳の疲れを取り除くだけでなく、認知症の予防にも効果を発揮すると言われています。動物や赤ちゃんなどか弱い存在の世話をすることで愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌され、心身の状態を改善できると期待されています。
ペットの世話をしているつもりが、実は飼い主はペットに自然と癒され、元気をわけてもらっていることになります。